ベンダー特集2022年6月号編集後記
みなさん、こんにちは。
CLSデジタルラボ編集長の久堀です。
6月号ではフリップロジックの井川さんの特集を行いました。いかがでしたでしょうか?
井川さんとのお付き合いは私が前職時代にflamの導入支援を初めて手がけた案件の際に、当時のクライアントにflamがマッチするかどうかなどの相談をさせていただいたことが始まりでした。
かれこれ、5年程前のことになりますが、当時のflamは今よりももっと機能面はシンプルでした。ただ初めてflamにふれたときのレスポンシブルの良さとわかりやすいユーザーインターフェースはとても印象的でした。様々なSaaSプロダクトにふれてきましたが、ここまで手触りが良い(使いやすい)プロダクトに出会ったことはありませんでした。これは当時も今も同じ印象を持っております。
また実際に導入支援をさせていただいたクライアント様でも、簡易的なマニュアルを用意しただけで、システム慣れしていない複数の社員様がスムーズに運用を開始することができ、今も継続してご利用頂いているという実績があります。その後も何社かのクライアント様にflamの導入支援をさせていただきましたが、いずれの企業様でもスムーズな導入をすることができました。
初めてのflamの導入支援から5年が経過しましたが、ここ数年のflamの機能アップデートには日々驚かされています。井川さんのお話にもありましたが今後、flamがクラウド販売管理システムとして、他社のどのようなサービスとの連携を実現していかれるのかが大変興味深いです。
日々、業務改善コンサルティングや、ITコンサルティングで多くの中小企業様と関わる中で、中小企業の基幹周り、販売管理という領域には様々な課題があると感じています。
例えば、自社開発で基幹に重きを置いたシステムや業界特化型のシステムでは、販売管理機能は搭載されていても、売掛債権管理の領域が非常に弱いシステムを運用しているケースが数多くあります。私はこれを「経理置き去り問題」として取り上げていますが(くわしくはまた別の機会に)、こういった部分最適を考える企業様やベンダー様が多いのが実態だと認識しています。
今回お話を伺った井川さんは基幹システムや販売管理システムがどうあるべきか、そしてクライアントごとにどのような運用が最適かを本質的な部分で検討していただける方です。販売管理システムで管理すべき領域はどこなのかという議論において私自身がとても共感させていただいております。そして何より、ユーザー寄りのシステム開発やサービス提供にこだわっていらっしゃる姿勢には尊敬しかありません。
販売管理システムに悩む、より多くの企業様にもっとflamを知ってほしいと願ってやみません。
この度は御多忙の中、CLSデジタルラボのベンダー特集にご協力頂きありがとうございました。
全てのビジネスにデジタル化のきっかけを CLSデジタルラボ 編集長 久堀 駿介
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